ビートルズマニアの聖地。九段下で、絶品ラーメンを頂きましょう
2016/07/21
poeel1953
2016/06/21 更新
どのお店で食べても「はずれがない」といわれる酒田市の酒田ラーメンは、大正時代に中国人が屋台で売り歩いたのがルーツとされています。最盛期には80軒ものラーメン店があったという酒田市で、いまなお愛されるラーメン店をご紹介します。
トビウオの焼き干しをはじめ、煮干しや昆布などから作られる魚介系スープは、醤油豚骨や九州系のように「最初の一口」にガツンとくるようなインパクトはありません。
しかしそれは言い換えれば、最後の一滴まで飲み干せる、飽きのこない美味しいスープだとも言えるでしょう。
「ラーメン屋になるなら麺は自分で打てなければ話にならない」と、麺づくりをラーメンの基本とするこだわりは、酒田ラーメン発祥時から受け継がれているそうです。
そのため、酒田市のラーメン屋さんのその8割以上が自家製麺を使用しているのです。
また酒田市のラーメンは、一杯に使われる麺の量が200gと多めです。
酒田市ではワンタンメンを提供しているお店も多く、その特徴はなんといっても皮の薄さです。
通常ワンタンといえば、水ギョーザのような感じで食べることが多いと思いますが、酒田市のワンタンは、具と同時に皮も味わうことを目的としているので、限りなく皮を薄くてツルッ、トロッとした食感を楽しめるようにしています。
山形県酒田市東中の口町2-1
Tel.0234-22-0166
【営業時間】
11:00~16:30
【定休日】
不定休
庄内地方の酒田市で、「ワンタンメン」といえば誰もが思いつくのがこちらのお店「満月」でしょう。
全国からお客さんがやってくるほどの超人気店です。
お店を訪れるほとんどのお客さんが注文するという「ワンタンメン」のワンタンは、酒田のワンタンの象徴である、極薄の皮にチャーシューの小間切れをミックスした豚肉の餡が包まれています。
透けるほど薄い皮でできたワンタンの、その「ツル&トロ」の食感は絶品です!
山形県酒田市東町1-3-19
Tel.0234-24-8005
【営業時間】
11:00~20:30 LO20:00(スープが無くなり次第終了)
1月中旬~2月末は、11:00~19:00
【定休日】
年中無休
同じワンタンでも海老の入った「エビワンタン」といえば、こちらのお店です。
鯛干し・鯖干しなどを使用した魚介スープと、ぷりっぷりの大きなエビが入ったエビワンタンの組み合わせは、何度でも食べたくなる病みつきの味です。
山形県酒田市こあら2-6-3
Tel.0234-26-0141
【営業時間】
11:00~19:00(スープが無くなり次第終了)
【定休日】
日曜日
山形県酒田市中町2-4-7
Tel.0234-22-2162
【営業時間】
11:00~18:00
【定休日】
不定休
酒田市でも老舗に入るこちらのお店では、シンプルに中華そばやチャーシューメン、夏は冷やし中華が味わえます。
見た目しょっぱそうな黒いスープはアゴダシが良く効いていて、中細ちぢれ麺との相性は抜群。
「二日酔いでも食べられる」と紹介される通り、コクがありつつあっさりと食べられる一杯です。
「三日月軒」は酒田市内には4店ありますが、それぞれ個性のあるお店でメニュー構成も違います。
食べ比べしてみるのも面白いかもしれませんね。
山形県酒田市天神堂字大坪38-7
Tel.0234-52-3679
【営業時間】
11:00~19:00
【定休日】
無休
出汁がしっかり効いたこってり系ラーメンのお店です。
人気はしょうゆラーメンで、アゴダシの香りが漂うあっさりスープに量が多めの太麺の組み合わせで、大きなチャーシューがトッピングされていて、がっつり食べたい人向けの一杯です。
酒田市のラーメンはいかがでしたでしょうか。
ところで、酒田市のラーメン店で店名に「月」がつくお店を「月系」と呼びます。
なぜ「月」のつくお店が多いかというと、こちらの三日月軒、それから満月で修業し独立したお弟子さんたちが、暖簾分けをされたか、あるいは同じように「月」のつく名前をつけたからです。
また隣県の秋田県にかほ市にある「昇月」「華月」は、満月で修業した人のお店だそうです。
さらにはお隣の仙台市にも支店を出しているお店もあります。
このように、酒田市だけでなくその周辺でも、酒田ラーメンの美味しさを楽しめるのは嬉しいですね。
しかしやはり一度は、本場酒田市で酒田ラーメンを味わいたいものです。
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