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    山形にきたらまずそばを食べてみて!おいしいそばをご紹介します

    山形の寒暖差の激しい盆地気候や水質が生んだそばは、おいしいと評判です。板そばや肉そば、冷たい肉そばまで食べ方はさまざま。こしがあって太めの山形そばは、一度食べたら分かるおいしさです。そんなそばの名店は県内各地に多く存在しますが、今日はその一部をご紹介します。

    〔山形のそば おすすめその①〕あらきそば

    あらきそばは大正に創業した100年続く老舗です。山形県村山市に店を構え、板そばのみをお品書きにして続けてきました。太くて強いこしのあるそばは多くの人を魅了し、いつも混雑しているのだとか。そばの独特の香りを口いっぱいにかみしめることができます。

    ちなみに板そばは、ざるではなく、写真のような木で作られた長方形で深さの浅い器に均等に盛り付けられます。

    板そば 820円

    江戸時代末期の茅葺屋根の建物がそのままお店となっていて、山形に来たらぜひとも一度は行ってみたいと思うお店です。また、フランス政府認定、世界トップ1000レストラン「ラ・リスト」に東北で唯一選ばれたお店ということもあって、これも魅力の一つとなっています。そばがフランス人にも受け入れられたと思うとうれしいですね。

    そば自体が好きな人のためのそばです。
     噛みしめているうちにそばの旨みも出てきます。
     そばは地粉を使って、その日打つ分のみ自家製粉しています。
     汁はやや薄目のどっぷりそばを浸けて食べる田舎風の汁です。

    出典:http://tabelog.com

    <基本情報>
    あらきそば
    住所:〒995-0111 山形県村山市大久保甲65
    電話:0237-54-2248
    定休日:毎週水曜日
    営業時間:午前11時~午後5時

    〔山形のそば おすすめその②〕一寸亭 本店

    具に鶏肉を使い、鳥だしのそばである肉そばは山形そばの名物の一つ。中でも河北町は、この肉そばを冷たくしたのも提供しています。冷たい汁につかるそばってどんな味!?と思うかもしれませんが、さっぱりしていて、夏には特にさらさらっと食べられるので、おいしいです。山形は冷たいラーメンという、冷たい汁につかったラーメンもあるほど。

    肉そば 650円

    冷たい肉そばの発祥地である山形県河北町の谷地では冬でも冷たい肉そばを注文する人も多いです。そんな河北町谷地の有名店、一寸亭では、香りが強く固めのそばを濃い目で甘いつゆでいただけます。

    汁は冷たく透明感があり、あっさりしょっぱめです。そばは、こしがありもちもちの食感でした。鶏肉は、柔らかい白身が使用され食べやすかったです。

    出典:http://tabelog.com

    <基本情報>
    一寸亭本店
    住所: 〒999-3513 山形県西村山郡河北町谷地所岡2丁目11−2
    電話:0237-72-3733
    営業時間:11:00~19:00(売切御免)
    平日 11:00~15:00 17:00~19:00
    土日祝日 11:00~19:00
    定休日:毎週水曜日

    〔山形のそば おすすめその③〕庄司屋

    江戸時代に山形城の麓で創業した150年と続く山形一の老舗のお店です。そば粉10割つなぎ1割のといちそばと、そばの実の澱粉質の粉である更科粉を使った白いさらしなそばを提供しています。

    板そば 1450円
    さらしな板 1770円

    保存料も着色料も一切使わないで提供しています。老舗だからこそ味わえる、山形ならではのそばをいただけるので、ぜひ、足を運んでみてはいかがですか。

    合い盛り板をお願いしましたが、見目も味も端正でたいへん結構です。いわば万人受けする間違いのないお蕎麦です。
     「山形のそばはかくある」ことを外部からいらした方々に無難に知らしめるには最高のお店だと思われます。

    出典:http://www.yway.jp

    <基本情報>
    そば処庄司屋
    住所: 〒990-0038 山形県山形市幸町14−28
    電話:023-622-1380
    定休日:月曜(祝日の場合は営業)
    営業時間:11:00~20:30(LO 20:00)
    駐車場:30台

    〔山形のそば おすすめその④〕そば処 三津屋

    山形駅前の通りにある本店と合わせて4つの店舗があります。大正の時代に創業、そばで有名な山形に店を構えて、県外から来た人がよくおすすめされるお店です。

    創業当時は卸売業だったという三津屋。昭和の時代からそばを提供し始めました。そこから、そばとつゆの相性を研究し続けて、そのバランスが山形そばとしての魅力となっています。

    鳥そば 918円
    半板そば 1512円

    太くしっかりとしたそば、噛むそばだ。
    つゆは、さっぱり目、そばをこそ楽しめ、そんなメッセージを感じる。

    限定品の天保そばがあり、それを追加してみた。
    そばの香り、甘みを強く感じるそばだった。

    出典:http://tabelog.com

    <基本情報>
    そば処 三津屋
    住所: 〒990-2483 山形県山形市上町1丁目1−75
    電話:023-644-4973
    定休日:火曜日(祝祭日を除く)
    営業時間:11時~20時(ラストオーダー19時半)

    〔山形のそば おすすめその⑤〕そば処 一休庵 

    平日のお昼は多くのビジネスマンで賑わい、休日も家族連れなどで混みあっている山形市内にあるそば処です。店内は小上がりもあります。山形駅からは車でないと行けない距離ですが、最近では口コミなどから県外からのお客さんも多いそう。

    看板メニューの肉そばは、鶏ダシのきいた醤油ベースのスープで、素材の旨みを活かしたコクのある、あっさり味が自慢です。歯ごたえのある鳥胸肉とこしのある麺は毎朝打ちたての自家製で、一度食べたらやみつきになりそう。もう一つの人気メニュー、ゲソ天と一緒に召し上がってみてはいかがですか。

    肉そば 650円
    げそ天 150円

    黒々としたコシの強い太麺。
    毎朝打ち立ての自家製麺は,噛めば噛むほど甘味が口の中に広がります。
    脂も少なめのあっさりしたスープ。
    コリコリとした鶏肉。
    あっさりながらも,コクのある独特の味わいを楽しみました。

    出典:http://www.yway.jp

    <基本情報>
    そば処 一休庵
    住所: 〒990-0823 山形県山形市下条町2丁目4−25
    電話:023-645-1881
    営業時間:11:00~20:00 
    定休日:水曜日
    駐車場:15台

    ぜひそばめぐりを体験して

    いかがでしたか。山形には県民からも旅行者からも愛されるそばの名店がたくさんあります。どのお店もこだわりがあり、全く同じものではありません。そばを食べるためだけに山形まで足を運ぶ人もいるのです。

    これからの季節、山形名産の一つ、さくらんぼ狩りが各地でできます。この機会に、温泉につかりながら山形にゆっくり滞在し、各地のそばを食べ歩いてみませんか。きっと、魅力が伝わるものと思います。

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