ビートルズマニアの聖地。九段下で、絶品ラーメンを頂きましょう
2016/07/21
poeel1953
2016/07/04 更新
背脂チャッチャ系の始まりとなった燕三条系ラーメン。その成り立ちは、新潟県燕三条地域の気候風土や産業と密接な関係がありました。なので、燕三条系ラーメンをその生誕地で食べると魅力は倍増するはずです!今回は新潟県燕市にある人気のラーメン店を集めてみました。
新潟県五大ラーメンの1つ、燕三条系ラーメンは魚介の濃厚スープに、仕上げに背脂をふりかける、いわゆる「背脂チャッチャ系ラーメン」の元祖といわれています。
燕市は工業地帯で出前が多く、届いてすぐに食べられるとは限らない不規則な労働時間だったため、ラーメンがのびにくいようにというリクエストから極太麺を使うようになりました。今ではお店ですぐ食べるにしても、極太麺が燕三条系ラーメンの特徴となっています。
燕三条エリアがある新潟県は雪も多い寒い地域ですから、ラーメンを出前するとすぐに冷めてしまいます。そこで背脂でスープをカバーすることにより冷めにくくし、さらには力仕事の労働者のための塩辛いスープも背脂でマイルドになるという効果があります。
多くのお店では背脂の量は多い、少ないを選べますので、最初は少なめで様子を見ながら増やしていくのが燕三条系ラーメンの初心者にはオススメです。
では、実際に燕市で食べられる燕三条系ラーメンのお店をご紹介します!
燕三条系の元祖とされる「福来亭(現在は閉店)」からの流れをくむ「杭州飯店」は燕市にあり、燕三条系ラーメンを代表する店です。こちらのお店は中華料理屋さんなので、地元の方もラーメン以外でもよく利用しているそうです。
大油にすると背脂がものすごいことになってる、と見た目で圧倒されますが、実際にはあっさりしているので驚きです。煮干しのダシがよく出たスープに太麺がほどよく絡み、薬味のタマネギで後味もさっぱりしています。中華そばは800円から。
住所:新潟県燕市燕49-4
アクセス:JR弥彦線「西燕」駅より徒歩10分
営業時間:【平日】11:00〜15:00 17:00〜20:20(L.O.)
【土日祝】11:00〜20:00(L.O.) 無くなり次第終了
定休日:毎週月曜(祝日の場合は翌日)、火曜(月に1回)
「酒麺亭 潤」は東京にも支店を持つので、県外の方でも知ってる方も多いかもしれません。燕三条系の王道を行くので、東京で気軽に燕三条系ラーメンを体験できるかもしれません。
こちらの太麺はコシがあります。背脂のほか煮玉子や野菜を無料でトッピングできるのはとてもうれしいサービスです。また、岩のりが効いていて風味を出してます。(特中華そば790円)
住所:新潟県燕市大字小牧464-12
アクセス:燕駅から2,260m
営業時間:【平日】11:00~15:00 17:00~23:00
【土日祝】11:00~23:00
定休日:無休
「大むら食堂」は背脂ラーメンだけでなく、そばやうどん、かつ丼やカレーなど食堂と名の付く通り、メニューが幅広くあります。それでもラーメン目当てで訪れる方が多いそうです。
魚介の風味も背脂も、どちらかといえばおとなしい、麺も中太くらいの燕三条系では細い方なので、万人に受け入れられやすいラーメンになっています。一番シンプルな中華で670円です。
住所:新潟県燕市小高810-4
アクセス:燕駅から約1.5㎞(徒歩約18分)
営業時間:11:00~15:00 17:00~20:00
定休日:水曜日
新幹線の止まる燕三条駅から徒歩7分の場所にある「らーめん勝」はビジネスホテルなども近いので、ビジネスで燕まで来て移動中や宿泊する方もよく利用するお店です。
こちらでは、燕三条系のスープでつけ麺をいただけます。このスープも背脂はしつこくなく、極太麺とは抜群の相性です!つけそば780円、特つけそば全部乗せ1,080円です。
住所:新潟県燕市井土巻3-96
アクセス:燕三条駅から徒歩7分
営業時間:11:00~翌0:30
定休日:無休
国道116号線から1本入ったところにある「王風珍」は、駐車場も広めなのでファミリー層に人気のラーメン屋さんです。
こちらは魚介は弱く、背脂の甘みを強く感じるラーメンです。店の名前を付けた「王風麺(830円)」は辛ねぎが乗った“赤”と白髪ねぎの“白”とがあります。少しアクセントが欲しい場合は赤がいいですね!
住所:新潟県燕市下粟生津2955-2
アクセス:粟生津駅から徒歩8分
営業時間:11:00~22:00
定休日:月曜日
最近は背脂チャッチャ系ラーメンは各地で見られますが、ブームの一番最初は燕三条だったといわれています。ぜひ本場・燕市で一度体験してみてください!
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