2016/03/21 更新
辛くてクセになる~!世界一美味しい陳建一の麻婆豆腐を食べよう!
小さい頃から食卓に上がっていた麻婆豆腐。今では麻婆豆腐の素を使って家でも簡単に美味しい麻婆豆腐が作れるようになりましたが実は陳建一さんの父建民さんが日本に広めてくれたおかげなのです。父から受け継いだ陳建一さんのおいしい麻婆豆腐をご紹介します!
料理の鉄人 陳建一さん
陳建一さんといえば料理の鉄人という番組で、中華の鉄人として活躍されていたのをご存知の方は多いと思います。当時の対戦成績は驚異の勝率七割でした。陳建一さんといえば「麻婆豆腐」がたいへん有名であり、かなり辛いがクセになるおいしい【陳建一麻婆豆腐】として知られています。
陳建一麻婆豆腐店
四川飯店の系列店で、陳建一さんの麻婆豆腐をお安い値段で食べられる【陳建一麻婆豆腐店】の麻婆豆腐セット。ライスとザーサイがついて1,080円(税込)です。とにかく辛いのでごはんが欠かせません。ちなみにごはんはお替わり無料だったと記憶しています。
陳建民さんと陳建一さん
「四川料理の神様」陳建民さんの四川飯店を継承した陳建一さん。二代目として後を継承しますが、偉大な父ゆえプレッシャーも相当あったようです。陳建一さんの父建民さんは日本に四川料理を広めた偉大な方です。そのご苦労も大変なものでしたが、料理に対する姿勢、確かな腕は間違いなく息子陳建一さんに受け継がれていました。
(父が来日した)当時は日本と中国、国交がなかったから、調味料も何もなかった。だから父は凄いんですよ。苦労して工夫して、ケチャップを入れたエビチリを作った。そんなの四川省にないよ。麻婆豆腐も山椒が入ってないから食べやすくておいしいでしょ。そこから「丸美屋」や「クックドゥ」(味の素)の麻婆豆腐の素ができた。全部、親父が日本人の味覚に合わせて工夫したの。
陳建一さんの父建民さんが中国の調味料を苦労して日本人に合う味にして日本に広めたのです。
豆板醤も手作りして、日本人に合うように作ったそうです。
今この味が楽しめるのは陳建一さんの父建民さんのおかげなんですね。
陳建民のすごいところのひとつは、普通なら「企業秘密」といって隠すようなレシピや技術をすべて公開した点です。
父には「日本への恩返し」として、“料理の味と技術を伝えたい”という意志があり、料理学校まで作りました。その一方で、確かな自信があったのです。
それは、100%同じ料理を他人が作ることはできないということ。味を覚えて技術を磨けば自分の味に近くはなるけれど、まったく同じにはならない。それを父は確信していたんです。レシピを明かしても店が揺るがないという絶対の自信でした。
その信念に気づいたとき、「ふっ」と気持ちが楽になりました。僕は「陳建民」にはなれないんです。比較されて、父みたいになろうという思いに押しつぶされそうになったけれども、陳建民になる必要なんてない。世界にたった一人の「陳建一」になればいいじゃないかということに思い至ったんです。
お父さんもすごいけれど、陳建一さんが世界でたった一つの陳建一麻婆豆腐を作り出せたのも納得ですね。
ここまで、陳建一さんと父建民さんのことをご紹介しました。四川料理を日本に広めた陳建民さんとその息子陳建一さん。改めてありがとうといいたいですね。次はお待ちかねの陳建一麻婆豆腐を食べれるお店をご紹介していきます。
陳建一麻婆豆腐店 立川店
陳の故郷四川省の味を再現した本格麻婆豆腐専門店。四川省直輸入の調味料を使い、味と素材にこだわりました。
〒190-8554 東京都立川市柴崎町3-2-1
グランデユオ 7階
TEL:042-540-2294
陳建一麻婆豆腐店 木場店
本場四川から取り寄せた調味料とこだわりの専用豆腐を使用して作り上げる麻婆豆腐の専門店です。
〒135-0042 東京都江東区木場1-5-10
深川ギャザリアレストラン街一階
TEL:03-5857-2164
陳建一麻婆豆腐店 みなとみらい店
先代である陳建民が日本に初めて伝えた麻婆豆腐の専門店。本場の調味料や食材にこだわり、日本人に合う麻婆豆腐をご提供します。
〒220-8172 神奈川県横浜市西区みなとみらい2-2-1
ランドマークプラザ1F
TEL:045-222-5111
陳建一麻婆豆腐を見事再現!
日本ハム 中華名菜 四川辛口 麻婆豆腐
『中華の鉄人 陳建一』氏の指導のもと、本格的な四川料理を忠実に再現しました。陳建一氏秘伝の豆板醤や甜麺醤を使用しています。四川省特産の山椒の香りをきかせた四川辛口麻婆豆腐です。
☆おいしさの秘密・こだわり
・豆腐があればすぐできます。
・3人前×2回分
1.豆腐は炒める直前に約1.5cm角に切っておきます。
※豆腐はよく水切りをしてください。
2.フライパンに油大さじ2杯と豆腐、本品の「具」を1袋加え、中火で炒めます。全体が煮たってから、さらに約1分炒め、山椒の香りが充分にたったら出来あがりです。
※油がはねますので、豆腐を入れる前にフライパンを加熱しないでください。
3.お好みの量の花山椒をふりかけて召し上がりください。
※麻婆豆腐はご飯にかけていただくとさらにおいしく召し上がりいただけます。
料理の鉄人陳建一も震える!誰でも作れる旨い麻婆豆腐の作り方
材料(4人分)
材料 水切りした豆腐 2丁 (木綿豆腐2丁)
豚ひき肉 250g (300g)
長ネギみじん切り 1本(1/3 本)
にんにくのみじん切り 2片 (小1)
A 豆板醤 大1 (大3)
甜麺醤 大2 (大1)
豆鼓みじん切り なし (小2)
B 鶏がらスープ 250cc (250cc)
酒 大1 (大2)
紹興酒 大1 (なし)
醤油 大1 (大1)
塩・コショウ 少々 (少々)
うま味調味料 なし (少々)
山椒 少々 (少々)
ごま油 少々 (なし)
水溶き片栗粉
※ カッコの中は、陳建一氏の材料量になります。
1.長ネギとにんにくはみじん切りにしておく
2.鍋ににんにくとひき肉を入れ、肉の表面の色が変わったら、Aの豆板醤と甜麺醤と(豆鼓)を入れ香をだす
3.2に香が立ってきたらBの鶏がらスープと残りの調味料を加え沸騰させ、一口大にした豆腐を入れる
4.豆腐に火が通ったら長ネギを加える
5.4が一煮立ちしたら、水溶き片栗粉を加えトロミを付ける
6.食べる直前に山椒(花椒)をふりかける。辛いので好みで調節してください
いかがでしたか?本当に美味しくて、定期的に食べたくなる陳建一麻婆豆腐。辛さがクセになるんですよね。ちなみに辛さはお店で調節してもらえますからお子様でも安心して食べられます。素を使ってもいいし、手作りしてもおいしい。そんな陳建一麻婆豆腐をぜひご家族で召し上がってみてください。